
内向型の自分でも、フリーランスになれるのかな?
そもそも内向型って、フリーランスに向いているのかな?
自分で仕事を取ったことなんてないんだけど…
内向型の人の中には、組織で働くことに消耗するあまり、フリーランスに興味を持つ人が多いのではないでしょうか。
たしかにフリーランスになれたら、晴れて組織から解放されます。
でも、いままで組織の中にいたのにフリーランスとしてやっていけるのか、不安ですよね。
結論を言うと、内向型の人にはフリーランスという働き方がぴったりです。



当ブログ管理人も内向型で、いろいろ悩んだみたいです。
今では、フリーランスとして収入を得られるようになったよ!
この記事では、
- フリーランスが内向型の人に向いている理由
- 内向型の人がフリーランスで働くことのメリット、デメリット
- 内向型の人におすすめのフリーランスの仕事6選
について紹介していきます。
ぜひ最後まで読んで、フリーランスという働き方について考える参考にしてください!
内向型の人にとって、フリーランスという環境は働きやすい


仕事において、内向型の人には次のような特徴があります。
- 世間話が苦手
- 1人になると高い集中力を発揮できる
- 集団の中にいると消耗する
- 思考が深く、時間をかけて結論を出す
これらの特徴を持つことから、内向型の人は組織で働くこと自体がストレスになりやすいです。
しかし、組織に属さないフリーランスであれば、人と直接コミュニケーションをとる機会を自分で調整できます。
そのため、組織で働く場合と比べてストレスの少ない環境で働くことができるのです。
内向型の人がフリーランスになれば、内向型の特徴を活かして高いパフォーマンスを発揮することができるでしょう!
内向型の人がフリーランスで働く3つのメリット


内向型の方には、いろいろと自由が利くフリーランスの働き方がぴったりと合います。
内向型の人がフリーランスとして働くと、以下の3つのメリットがあります。
メリット① :人間関係のストレスから解放される
内向型の人に限らず、悩みの原因のほとんどが人間関係にあると言われています。
消耗しやすい内向型の人としては、人間関係のストレスを何とかして減らしたいですよね。
フリーランスとして働くと、人間関係をある程度調整できるようになります。
例えば、会社員であれば、そりの合わない上司がいても一緒に仕事をしなければいけません。
一方で、フリーランスであれば直属の上司はいません。
フリーランスもクライアントと仕事のやりとりをするので人間関係がゼロになるわけではありませんが、クライアントすら自分で選べるようになります。
気が合うクライアントからの仕事を中心に受ければ大丈夫です。
フリーランスでは人間関係のストレスやしがらみから解放されるので、ストレスフリーで仕事をすることができます。
メリット②:働く時間と場所を自由に決められる
マイペースを好む内向型の人にとって、働く時間と場所は重要です。
内向型の人は、周囲で話し声がしたり、電話が鳴ったりする環境ではなく、静かな環境の方が集中できます。
フリーランスであれば、働く場所と時間を自由に決められるため、ストレスのかからない環境で働けます。
また、場所に縛られないので、会いたくない人に会わずに済むというメリットもありますね。
メリット③ :個人で稼ぐ能力が身につく
これからの時代、フリーランスなどで個人で稼ぐ力は重要になると言われています。
なぜなら、世の中の「会社員は安定」という常識が揺らぎつつあるからです。
誰もが知っている大手企業ですら「終身雇用を守っていくのは難しくなる」旨の発言をした、というニュースがありましたね。
豊田社長は「今の日本をみていると、雇用をずっと続けている企業へのインセンティブがあまりない」と指摘した。経団連の中西宏明会長も「企業からみると(従業員を)一生雇い続ける保証書を持っているわけではない」と話し、雇用慣行の見直しを唱えている。
引用:「終身雇用難しい」トヨタ社長発言でパンドラの箱開くか .日経ビジネス .2019.5.14
そのため、今のうちに個人で稼げる能力を身に着けておくのは、大きなメリットといえます。
内向型の人がフリーランスで働く3つのデメリット


自由に働けるフリーランスですが、良い面ばかりではなく、苦労する面もあります。
フリーランスとして働く上でのデメリット3つを紹介します。
デメリット①: 収入が不安定である
一般的に会社員が安定していると言われているのは、毎月まとまった収入が見込めるからでしょう。
会社に属している限り、有休をいくら使っても休んでも給料が振り込まれます。
一方で、フリーランスとして働くと収入は不安定になるといえます。
フリーランスが収入を得られるのは、仕事を完結させて報酬をもらった時だけです。
仕事がない時や、怪我や病気で仕事ができない時は収入はゼロということになってしまいます。
その逆で仕事をたくさんこなせば、収入はどこまでも高くなります。
デメリット②: 自由度が高すぎる
自己管理ができない人はフリーランスで働くことは難しいでしょう。
会社員であれば、絶対遅刻してはいけないというプレッシャーがあるから、早起きして出勤できますよね。
遅刻をしては非常識とみなされてしまいます。
このように、組織のルールに縛られるからこそ規則正しい生活を送れている人は多いはずです。
そして、縛りのない休日は遅くまで寝ている人も多いのではないでしょうか。
フリーランスとして気を付けなければならないとこは、縛りがなく自由であることです。
縛る会社や注意してくれる人がいないので、自己管理ができなければいつまでもダラダラしてしまう可能性があります。
デメリット③ :自力で仕事をとる必要がある
フリーランスは、様々な作業をひとりでこなす必要があります。
会社員であれば営業の人が仕事をとってきてくれますが、フリーランスの場合はそうはいきません。
仕事をとることも、自力でやらなければいけません。
直接の営業が難しい内向型の人は、クラウドソーシングなどを活用して、仕事を探すといいでしょう。
企業や個人がインターネット上で、不特定多数に仕事を発注できる仕組みのことです。
つまり、誰でもインターネット上で不特定多数の発注者から仕事を探し、受注できます。
クラウドソーシングであれば、仕事のつながりが無い駆け出しの状態でも、インターネット上で仕事を受注できますよ!
クラウドソーシングを利用すれば、営業の負担はぐっと下がります。
フリーランスとして駆け出しの内向型の人は、ぜひ利用してみましょう!
内向型の人におすすめのフリーランスの仕事6選


内向型の人におすすめのフリーランスの仕事には、以下の特徴があります。
- パソコン1台あれば始められる
- 在宅でもできる
パソコン1台で始められる仕事や在宅でできる仕事であれば、初期費用を抑えられます。
なぜなら、機材をレンタルしたり、オフィスを構える必要もないからです。
これから紹介する6つのフリーランスの仕事は、Webにかかわる仕事でこれから市場の拡大も期待されるため、おすすめできます。
クラウドソーシングでもたくさんの仕事の募集がありますよ。
初期費用を抑えられるため、チャレンジしやすいのもおすすめできる理由のひとつです。
内向型におすすめの仕事1:Webライター
Webライターとは、クライアントの依頼に基づいて記事を書き、Web上でコンテンツをつくる仕事です。
クライアントの依頼するジャンルは多岐にわたるため、様々な情報を集めるためのリサーチ力や、それを読者にとって読みやすい文章にする文章力が求められます。
そのため、文章の読み書きが好きな人や、調べものが得意な人は向いています。
Webライターは文章を書く仕事なので、未経験からでも始めやすいという大きな魅力があります。
当ブログでは、Webライターになる方法について紹介した記事を公開しているので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
内向型におすすめの仕事2:Webデザイナー
Webデザイナーとは、その名のとおりWebサイトをデザインする仕事です。
魅力的なサイトをデザインするためにサイトのレイアウトを考えたり、IllustratorやPhotoshopなどのソフトを使って装飾をしたりします。
さらに、HTMLなどの言語を使ってWebサイトを構成するコーディングという作業を行うなど、仕事内容は多岐にわたります。
Webデザイナーには、デザインに関する知識だけではなく、デザインツールを使いこなすスキルやコーディング・プログラミングについての知識など、多くのスキルが必要です。
Webデザイナーは活躍の場が多く、フリーランスとして働くほかにも、Web制作会社や企業の広報部で働くという選択肢もあります。
フリーランスとして働くことが難しくなったら、会社員に戻りやすいのもWebデザイナーの魅力ですね。
内向型におすすめの仕事3:ブロガー・アフィリエイター
ブロガー・アフィリエイターは、自身のブログやwebサイトに広告を載せ、その広告を通じて商品が売れた場合に収益が発生する仕組みでお金を稼ぎます。
つまり、安定して収益を生み出すブログやサイトをつくることができれば、それが資産となって、あなたが寝ている間もお金を自動的に生み出してくれるというしくみです。
また、ブロガー・アフィリエイターには仕事の納期やクライアントとのやりとりがありません。
プレッシャーに弱い傾向がある内向型の人にとって、多くのメリットがありますね。
ブロガー・アフィリエイターには、商品を売るための高いマーケティングの知識と、Web上でお客さんを集めるSEOと呼ばれる技術が求められます。
難点として、ブロガー・アフィリエイターには挑戦する価値のある魅力がありますが、はじめての収益が発生するまでには数か月単位で時間と労力がかかる点には要注意ですよ。
内向型におすすめの仕事4:プログラマー
プログラマーとは、コンピューターを動かすためのプログラミング言語を使って、Webサイトやアプリをつくるプログラミングをする仕事です。
プログラマーには専門的な知識が求められますが、それだけに高年収を目指せます。
プログラミングと聞くと難しそうな印象を受けますが、近年はプログラミングスクールの数が充実しているため、未経験でも挑戦できます。
近年はIT技術の進歩が目覚ましく、プログラマーの需要は高まっているため、注目されている職業です。
内向型におすすめの仕事5:YouTuber
YouTuberとは、YouTubeに動画を投稿し広告収入を得る仕事です。
また、企業から案件をもらい、商品を紹介することで収入につなげる稼ぎ方もあります。
TwitterなどのSNSとYouTubeを組み合わせて、より効果的に収入を得ることも可能です。
YouTuberとして活動してるとマーケティングやデザイン、SNS運営、動画編集などの知識をつけることができ、様々な分野に応用が利くようになります。
YouTuberは必ずしも顔を出す必要はないので、プライバシーが気になる人でも安心して挑戦できます。
動画市場は今後も伸びていくことが予想されるため、チャンスの多い業界です。
内向型におすすめの仕事6:動画編集
その名の通り、動画を編集する仕事です。
映像の素材をつなぎ合わせたりテロップを追加するなどの編集をして、動画を作成します。
YouTuberが撮影した動画の編集を委託で請け負うこともあれば、商品やサービスのプロモーションビデオを編集することもあります。
近年は誰もがスマートフォンで動画を見ていて、企業がSNSを運営することが当たり前の時代なので、動画編集の需要は今後も高まっていくといえるでしょう。案件数は豊富です。
また、動画編集のスクールは数も多く充実しているので、スクールを利用すれば未経験からでも目指すことができます。
フリーランスになる前に、まずは副業から始めることも検討しよう


現在会社員の方がフリーランスになりたいと思っていても、いきなり会社を辞め、フリーランスに転身するのはリスクが高いでしょう。
なぜなら、いきなり仕事がとれるとは限らないからです。
とれたとしても、単価が非常に低い仕事しか取れない場合も多いです。
そのためフリーランスを目指す場合は、まずは副業から始めることをお勧めします。
そして、以下の点についてじっくり考えてみましょう。
- 会社をやめても、フリーランスの稼ぎだけで生活できそうか?
- フリーランスとして働き続ける気持ちがあるか?
会社員を辞めて独立するのは、フリーランスの稼ぎで生活できる見通しを立てられるようになってからがいいでしょう。
副業を始めるなら、先にも説明をしたようにクラウドソーシングから始めるのがおすすめです。
クラウドソーシングで実績と信頼を少しずつ増やして、単価の高い仕事の受注を目指しましょう!
フリーランスにならないほうがいい場合もある


ここまで読んでくださった方の中には、フリーランスを目指したい気持ちが芽生えてきている方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、あなたの目的や状況によっては、フリーランスではなく会社員として働くほうが適している場合もあります。



フリーランスになったものの、本当は会社員として働いてたほうが自分には合っていたかも…
なんてことになってしまわないように、会社員として働いたほうがいい場合を3つご紹介します。
「衝動的に会社を辞めた結果、後悔することになってしまった…」を避けるためにも、自分のやりたいことにしっかりと向き合ったうえで答えを出してくださいね!
1.組織で不自由なく働けている人
会社や組織を辞めてフリーランスになろうとする人には、それなりの動機があるはずです。
- 起業する夢を叶えたい!
- 収入を増やしたい!
- 会社の人間関係から解放されたい…
などの強い意思や、環境を変えたい理由があればフリーランスを目指してもよいと思います。
ただ、組織で不自由なく働けている人や不満のない人は、わざわざフリーランスになる必要はありません。
労働環境や人間関係に不満がない場合は、リスクを冒してまでフリーランスを目指さなくてもいいでしょう。
働き方としては、組織の中で活躍されるのが向いている方なのかもしれません。
2.組織でもっと経験を積みたい人
会社員として働いていると自分の能力以上の仕事に挑戦したり、先輩や上司からアドバイスをもらったりすることでスキルアップができます。
これは、フリーランスにはない、会社員ならではの魅力です。
フリーランスには、つきっきりで指導してくれる存在がいません。
そのため、実務経験をどんどん積みたい人にとっては、会社員として働き続けることの方が良い選択と言えます。
3.自己管理が難しい人
フリーランスのデメリットで説明したように、自由度が高すぎると誘惑に負けて仕事ができなくなる可能性があります。
そのため、自己管理が難しい人はフリーランスという働き方が向いていないと言えます。
生活リズムが乱れて仕事ができなかったり、締切りに間に合わなかったりしていると、仕事がもらえなくなってしまいますよね。
まとめ:内向型の人はフリーランスに向いている!


内向型の人に向いているフリーランスの仕事について解説しました。
内向型の人が持つ以下の特徴は、フリーランスとして働く上では強みになります。
- 世間話が苦手
- 1人になると高い集中力を発揮できる
- 集団の中にいると消耗する
- 思考が深く、時間をかけて結論を出す
また、フリーランスという働き方には3つのメリットがありました。
これらのメリットは内向型の人にとって非常に魅力的でしたね。
そして、内向型の人に向いているフリーランスの仕事を6つご紹介しました。
内向型の人は、十分にフリーランスとして働くことができます。
フリーランスという働き方には苦労する面もありますが、それを上回る自由を楽しめますよ。
フリーランスとして働くことに興味を持った人は、まずは自分が納得できる結論が出るまで、焦らずじっくり検討することから始めてみてください!
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